店舗の建築費用の借金の返済ができず、自己破産することとなりました 私が小学生の頃から、両親は居酒屋を経営し、自分のお店を建てるための費用を貯めていました。 念願叶って数千万円の借金をして、店舗を新築、店は繁盛し、順風満帆の滑り出しでした。 父は、お客さんに美味しいものを食べてもらいたい一心で、利益よりお客さんの笑顔を優先していました。最初の頃はそれでもお客さんが絶えず、借金も毎月返済していましたが、周囲に圧倒的な低価格経営のチェーン店が進出、あっという間にお客さんが減ってしまい、毎月の返済も滞る様になってしまいました。その結果、ローン会社からの請求が毎月送られてくる様になりましたが、父は「もう十分支払ったはず」と持論を言い放ち、借金の返済を辞めてしまいました。そうして数年が経ったある日、遂に店が差し押さえられることとなりました。 両親は、今後の進退について話し合いましたが、職人気質の父は、「いまさら他の店舗で働く気はない」と頑なで、解決策は見つかりませんでした。 そこで、どうするか弁護士に相談、その結果、店舗は売り払い、両親は自己破産申告し、子供である私がオーナーとなり、両親を雇うという形態にして別の場所に店舗を借りて営業再開する、という提案を頂きました。 両親は、弁護士のアドバイスの通り行動し、自分たちのお金で建てた店はなくなりましたが、近所に別の店舗を借り、営業を再開、なんとか危機を脱する事ができました。